継代後の細胞観察(~20180325)
20日以上もサボってしまいました。
継代後撮りためていた写真をはっていきます。
20180316 (継代1日後)
20180318 (3日後)
CO2カルチャーパルを入れ替えました。
20180320 (5日後)
結構浮いている人たちもいたけど、まだしっかり張り付いている↓
この後予定的に5日間は見れなさそうだったので、培地を少し足しました。
20180325 (10日後)
まず見たら、大量の細胞が浮いていました。それで諦めたのか、単純に急いでいたのかブレブレの一枚しか写真あらず、、。
今回は、ここで区切りとしました。
培養開始日:20180225
培養継続日数:29日間
継代回数:2回
次はもっと延ばせるようにしたいですね。
ちなみに、まだタッパーに入れっぱなし(室温、湿度約90%)だったディッシュを今日見てみました。
20180412
なんだろう、この細胞がいた(いる)であろう感...
これ何かわかる方いたら教えてほしいです。(多分ただの亡き骸)
20180315_継代実験②
前回抗生物質の過剰添加により細胞をかなり痛めつけてしまい、やや諦めモードになっていましたが...DMEM onlyで薄めてから4日後。
(Muscular cells/ 20180314_ocular14*, objective7*)
さらなる死は防げた模様。むしろ増えました。
君らの生命力に感動....(´;ω;`)ブワッ
というわけで2回目の継代実験を行ないました。
【実験ノート】
【注意点】
今回扇風機遠心でチューブ(バランス用)が吹き飛びました。まじで危険なので、以下の点十分気をつけてください。
【結果】
M4: 一度過剰抗生物質入培地で培養
M5: 初代培養から一貫して卵白入培地で培養
M4 (muscular cell/ 20180316_ocular14*, objective7*)
M5 (muscular cell /20180316_ocular14*, objective7*)
M4は以前田中Yさんが見たやつと同一人物かなと思ったのでサヨナラしました。
悲しい、、
M5の子たちは数は少ないものの張り付いてくれていました。
培地交換と死にゆく細胞
前回の継代後、張り付けなかった&お亡くなりになったコたちがたくさん浮いていたので、調整したての新鮮な培地に入れ替えました。
直後に観察したら浮遊物がほとんどなかったので、「明日から見やすくなるなぁ〜」とルンルンしていたのです...が。
2日後。(20180310_ocular14*, objective7*)
丸まってる&めっちゃ浮いてる。
ゴッソリ浮いちゃってるところも。。
不謹慎ですが、木から実が落ちてるみたいでカワイイ....
いや、でも由々しき事態です。
[考察]
恐らく抗生物質が多すぎたのが毒だったと思われます。細胞たち、ゴメン(´;ω;`)ブワッ
DMEM onlyで薄めましたが、生き延びてくれるかしら。。
実験にヒューマンエラーは付き物なので、とっとと全自動化されてほしいですね。
継代後の細胞観察
20180301に扇風機で継代操作した細胞の観察結果です。
[通常培地]
20180302観察(接眼20× 対物7×)
まばらにしかいませんが、しっかり張り付いております。
20180306観察(接眼20× 対物7×)
伸びてます。
線維のような流れができているところも。ちゃんと増えてくれたみたいです。
パラパラ張り付いてるところから線維を形成するまでの境目はどうなっているんだろう...ある程度隣の細胞が接近したらくっつくのかなぁ〜(調べよう)
とりあえずn=1取れました。
20180301_継代培養実験①
【実験ノート】
わが家の遠心機
【結果】
・播種から2日後に観察。筋肉由来細胞(20180303_接眼20× 対物7×)
・卵白入り培地(201712月調製)。卵白の一部らしきものがたくさん浮いている。(20180303_接眼20× 対物7×)
継代処理後も細胞ははりつく元気がありました。トリプシン処理長くなっちゃったのに、よく耐えたねぇ。。
180225_ニワトリ胚の初代培養
【実験ノート】
培養条件:37℃±1, 湿度約90%, CO2濃度約5%(カルチャーパルは1週間ごとに交換する)
【結果】
筋肉由来細胞の顕微鏡写真(接眼20× 対物7×, 20180228撮影)
脳由来細胞の顕微鏡写真(接眼20× 対物7×, 20180228撮影)
【考察・結論】
■購入した顕微鏡(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00094DSG0/ref=oh_aui_detailpage_o01_s00?ie=UTF8&psc=1)は、細胞の観察生死判断に十分な機能を有する。
対物レンズは7×の他に25×、60×があるが、いずれもレンズが長すぎてディッシュを蓋した状態で観察するのは不可能。
■細胞播種~インキュベートのプロセスについて、自宅環境での初代培養は可能だと判断する。次回は、解剖から自宅で試す。
□心臓・肝臓由来細胞のはりつきが悪かった。播種する際、組織片が入らないように操作したことが原因か。次回は組織ごとディッシュに播いてみる。
□筋肉由来細胞に関しては、細胞組織溶液を>1push/35mmディッシュで写真のような細胞密度となった。(解剖で得た収量により変動するためあくまで目安)